目論見書用語集
投資リスク
- エマージング債
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エマージングとは「新興」を意味し、急速な経済成長を期待できる新興国の政府・政府関係機関・企業が発行する債券のことです。一般的に高い利回りが期待できますが、政治や政策の不安定性に加えて市場が未発達なことから、価格変動・為替変動・信用・流動性などのリスクが大きくなる可能性もあります。
- 基準価額
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ファンドの値段のことで、ファンドを取り巻くマーケットの環境等により日々変動します。純資産総額を受益権総口数で割った受益権1口当たりの価額を表します。一般的には1万口当たりの価額で表示されることが多く、委託会社のホームページや一部の新聞紙面で確認することができます。
- クーポン
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債券の保有者に対して利払い日に支払われる利息のことです。元々は、債券(利付債)の券面に付随して印刷されている「利子部分」の紙片のことで、利札(りふだ)とも呼ばれています。債券の表面金利は「クーポン・レート(利率)」と呼ばれ、額面に対する年率で表示されています。
- デリバティブ
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派生商品(Derivative)と呼ばれ、金融市場では、為替、金利、株式などの現物取引から派生した先物取引やオプション取引、スワップ取引などのことをいいます。
- ボラティリティ
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有価証券やファンドなどの価格変動性の大きさのことをいいます。ボラティリティが大きいほど価格変動性が大きくリスクが高いとされます。
- 有価証券の貸付
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ファンドが保有する有価証券を貸し付け、その対価となる品貸料を受け取ることを指します。レンディングともいいます。貸し付けることで得られた品貸料をファンドの収益として還元できる一方で、貸し付けた有価証券が返還されず、ファンドが損失を被るリスクもあります。
- 流動性
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金融資産等を市場等でどれだけ効率よく交換できるかの度合いを指します。有価証券等を売却あるいは取得しようとする際に、市場に十分な需要や供給がない場合や取引規制等により十分な流動性の下での取引を行えない場合または取引が不可能となる場合、市場実勢から期待される価格より不利な価格での取引となる可能性があります。これを流動性リスクといいます。
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