三菱UFJアセットマネジメント

運用報告書・レポート(月報)の見方

運用報告書とは

投資信託の運用状況や資産の状況などが記載された報告書です。原則として、ファンドの決算ごとに作成され、決算期間が6ヵ月未満のファンドについては、6ヵ月に1回の割合で作成されます。
運用報告書は、運用会社に課せられた情報開示義務の1つであり、「交付運用報告書」と「運用報告書(全体版)」の2種類があります。
「交付運用報告書」は、ファンドの状況が簡潔に記載されております。
「運用報告書(全体版)」は、ファンドの状況が詳細に記載されており、運用会社のホームページから入手できます。

交付運用報告書には主に下記の内容が記載されています。

(1)当期中の基準価額等の推移について

基準価額・純資産総額・ベンチマーク等の推移を確認することができます。

  • 投資信託によってはベンチマークが設定されていないこともあります。
(2)基準価額の主な変動要因

期間中の基準価額の主な変動要因を確認することができます。

(3)1万口当たりの費用明細

期間中に投資信託が負担した費用を確認することができます。

(4)最近5年間の基準価額等の推移について

期間中の情報だけでなく、比較的長めの運用結果を確認することができます。

(5)投資環境について

期間中の投資環境を確認することができます。

(6)当該投資信託のポートフォリオについて

期間中にどのような運用をしたかを確認することができます。

(7)当該投資信託のベンチマークとの差異について

ベンチマーク等と比較することで期間中の運用内容を確認することができます。

  • 投資信託によってはベンチマークが設定されていないこともあります。
(8)分配金について

期間中の分配金実績、分配金の内訳、翌期繰越分配対象額を確認することができます。

(9)今後の運用方針

今後どのような方針で運用を行っていくかを確認することができます。

(10)お知らせ

約款変更やファンドに関する重要な事項を確認することができます。

(11)当該投資信託の概要

投資信託の運用方針などの概要を確認することができます。

(12)ファンドと代表的な資産クラスとの騰落率の比較

過去5年間のファンドの年間の値上がり、値下がりの幅と代表的な資産とを比較することができます。

(13)当該投資信託の組入資産の内容

投資信託の決算日における投資状況を確認することができます。

(14)組入上位ファンドの概要

投資信託が組み入れているファンドの決算日における投資状況を確認することができます。

  • 投資信託と組み入れているファンドの決算日は異なる場合があります。

マンスリーレポート(月報)

毎月発行される、直近の運用状況などを確認することができる資料で、運用会社や取扱販売会社のホームページ等でチェックすることができます。マンスリーレポートには、下記の情報に加えて「ファンドの特色」、「商品概要(費用含む)」等が記載されています。
(投資信託によって、内容や構成は異なります。)

(1)運用実績

基準価額とベンチマーク、純資産総額の推移等が掲載されています。
分配金の実績、累積リターン、期間別騰落率等、投資信託によって多少の違いはありますが、直近1ヵ月間およびその投資信託の設定来の運用状況が一覧できるようになっています。

  • 投資信託によってはベンチマークが設定されていないこともあります。
(2)組入資産の状況

組入資産の推移、組入上位銘柄等、レポート作成基準日時点の投資信託の状況が把握できるようになっています。

(3)運用の振り返りと方針

直近1ヵ月間の市場動向分析とそれをもとにした今後の運用方針が記載されています。

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