交付目論見書の構成とチェックポイント(手続・手数料等)
手続・手数料等
ファンド購入時・保有期間中・解約時によって手続や手数料が変わります。
費用・税金がいつ、どのように支払われるのか、確認できます。
- ①決算日/収益分配
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(保有期間中)年間の分配回数や決算日を確認しましょう。
- ②課税関係
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ファンドのNISAの分類を記載している場合があります。
- ③投資者が直接的に負担する費用
- 購入時手数料
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(購入時)ファンドを購入する際に販売会社に支払う手数料です。
- 信託財産留保額
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(解約時)解約した場合に発生する費用のことです。ファンドを保有する受益者間の公平性を保つための費用で、解約する際に基準価額から引かれます。
信託財産留保額がかからないファンドもあります。
- ④投資者が信託財産で間接的に負担する費用
- 運用管理費用(信託報酬)
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(保有期間中)ファンドの運用や管理のためにかかる費用です。ファンドの純資産から日々、自動的に引かれています。
- ⑤税金(分配時)
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(保有期間中)普通分配金を受け取る際には税金がかかります。
- ⑥税金(解約時)
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(解約時)解約・償還時に個別元本を上回った部分には税金がかかります。
- ⑦ファンドの総経費率
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ファンドの直近の運用報告書作成対象期間における総経費率を参考情報として掲載しています。運用管理費用である「信託報酬」だけでなく「その他費用」も含まれます。詳細につきましては、対象期間の運用報告書(全体版)をご覧ください。
交付目論見書に記載されている運用管理費用について、交付運用報告書ではどのように記載されているか、ファミリーファンドとファンド・オブ・ファンズのケースを例にあげて説明しています。
ご不明な箇所がある場合は、交付目論見書の表紙に記載しているお客さま専用フリーダイヤルにお問い合わせいただくか、本コンテンツの用語集をご活用ください。
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