目論見書における取り組み
総経費率(経費率)の掲載
2024年4月21日を実施日として投資信託協会の「交付目論見書の作成に関する規則に関する細則」が改正され、参考情報として目論見書へ「総経費率」を記載することが定められました。投資信託における費用開示について一層の透明化が求められるなか、三菱UFJアセットマネジメントでは目論見書への「総経費率」の掲載をしています。
<例>eMAXIS S&P500インデックス
ESGに関する開示強化
三菱UFJアセットマネジメントは、投資判断プロセスにおいてESG要素を主要とし、環境や社会の課題解決・改善に寄与する企業等への投資を行い、お客さまの資産形成および持続可能な社会の実現に貢献するファンドを「サステナブル・ファンド」として定義しています。お客さまに「サステナブル・ファンド」であることを分かりやすくご確認いただけるよう、該当ファンドの目論見書の表紙裏にその旨を記載しています。
<例>eMAXIS ジャパンESGセレクト・リーダーズインデックス
また当社は、責任ある機関投資家として、適切に受託者責任を果たすため、「責任ある機関投資家」の諸原則「日本版スチュワードシップ・コード」を受入れております。サステナブル・ファンドではそれらを明示するため、委託会社のスチュワードシップ方針を掲載しています。
<例>eMAXIS ジャパンESGセレクト・リーダーズインデックス
分配方針の記載の具体化
目論見書における分配方針に関する記載については、一部ファンドでは具体的に記載していたものの、多くのファンドでは画一的な記載であったことにより「わかりにくい」「不透明」等のお声をいただくことがありました。分配方針はファンドの商品性の一部であり、分配金に対するお客さまからの関心も高いことから、より分配方針に対するご理解を深めていただけるよう、目論見書における分配方針に関する記載について、各ファンドの分配方針に沿った具体的な記載内容への変更をしております。
<例>米国IPOニューステージ・ファンド(年2回決算型)
(変更前)
(変更後)
今後も目論見書を含めて開示情報の充実に努め、お客さまのファンドへのご理解が深まるように資産運用のプロフェッショナルとしての役割を果たしてまいります。