追加型投信/内外/株式
投資の世界では、短期的な株価変動などに対して
投資家の関心が高まることがあります。
しかし、そのような短期志向は結果として、
長い目で見れば有利であったはずの投資機会を逃してしまう場合があります。
一方で、企業の長期的な成長を捉えることに主眼を置く
長期投資家も数多く存在します。その中の運用会社のひとつである
「ベイリー・ギフォード社」を皆さまはご存じでしょうか。
1908年、同社はスコットランド・エディンバラで創業して以来、
100年以上にわたり「長期投資の哲学」に基づき、
グローバル株式投資において運用実績を積み上げるとともに、
各国の年金基金などの機関投資家から資産運用を任されてきました。
-「長期の視点で高い成長が期待される銘柄を辛抱強く保有する」-
そのような信念を持ち続けてきた同社の運用戦略を活用する投資信託を
皆さまにお届けいたします。
スコットランドは英国を構成する4つの地域のひとつです。
人口は約540万人(2017年現在)、面積は約7.8万㎢であり、人口・面積ともに北海道と同じ規模です。スコッチウィスキーやタータンチェックなどがよく知られています。
エディンバラはスコットランドの首都であり、エディンバラ城をはじめとする中世からの歴史的建造物が立ち並ぶ一方で、ヨーロッパ有数の金融センターのひとつとしても知られています。また、投資信託のルーツとなった金融商品が誕生した地のひとつとも言われています。
(出所)外務省ホームページ、スコットランド統計局、各種資料を基に三菱UFJアセットマネジメント作成
日本を含む世界各国(新興国を含みます。以下同じ。)の株式等を実質的な主要投資対象とし、主として中長期的な値上がり益の獲得をめざします。
外国投資法人であるベイリー・ギフォード・ワールドワイド・ロング・ターム・グローバル・グロース・ファンドの円建外国投資証券への投資を通じて、主として日本を含む世界各国の株式等(DR(預託証券)を含みます。以下同じ。)に投資を行います。また、マネー・マーケット・マザーファンドへの投資も行います。
投資にあたっては、国や地域、業種、時価総額に捉われずに、個別企業に対する独自の調査に基づき、長期の視点で高い成長が期待される企業の株式等に厳選して投資を行います。
ベイリー・ギフォード・インベストメント・マネジメント(ヨーロッパ)リミテッドは、ベイリー・ギフォード・オーバーシーズ・リミテッドの子会社で、実質的な運用はベイリー・ギフォード・オーバーシーズ・リミテッドが行います。
分配金額の決定にあたっては、信託財産の成長を優先し、原則として分配を抑制する方針とします。(基準価額水準や市況動向等により変更する場合があります。)
将来の分配金の支払いおよびその金額について保証するものではありません。
市況動向および資金動向等により、上記のような運用が行えない場合があります。
100年以上の歴史をもち、世界各国の年金基金等の資産運用を行う、スコットランド・エディンバラの資産運用会社です。
その確かな運用力で、評価機関からアワードも受賞しています。
ベイリー・ギフォード社は、1908年(明治41年)の創業以来、100年以上の長い歴史をもつ資産運用会社です。
同社は日々の経営に責任を持つパートナーが全額出資する「パートナーシップ」とよばれる会社形態をとっています。短期的な株式価値の向上を求められることがある株式会社とは異なり、パートナーシップでは長期的な目標達成をめざすことができます。
長期でしっかり成長が期待される企業へ投資することを信念とした運用を行っています。
主な受賞歴
Lipper Fund Awards UK 2018 - Thomson Reuters
株式型 グローバル インカム(3年*)
株式型 日本株(10年*)
株式型 日本株 中小型株(5年*)
2018 Best of the Best Awards - Asia Asset Management
欧州株式部門(3年*)
グローバル 新興国株式部門(10年*)
*当ファンドが投資する外国投資法人(以下、投資対象ファンドということがあります。)で活用する運用戦略
ベイリー・ギフォード社のグローバル株式運用戦略である「ロングターム・グローバル・グロース戦略(LTGG戦略)」を活用し、10年先を見据え、長期の視点で銘柄選定を行います。
Long Term = 長期的な視野
短期的な株価や業績の変動にとらわれることなく、より多くの投資機会を発掘します。
Global = 世界の株式が投資対象
新興国を含む世界の株式から、企業の魅力度に応じて投資配分を決定します。
Growth = 成長性に期待
10年先にわたって、継続可能な成長力を持つ企業に投資を行うことにより、
時間の経過と共に大きなリターンの獲得が期待されます。
少数精鋭のチームで、投資アイデアの創出・調査・議論を活発に行い、独創性と想像力を発揮しています。
James Anderson
運用経験年数:35年
在籍年数:35年
Mark Urquhart
運用経験年数:22年
在籍年数:22年
Tom Slater
運用経験年数:18年
在籍年数:18年
John MacDougall
運用経験年数:18年
在籍年数:18年
Linda Lin
運用経験年数:8年
在籍年数:4年
Michael Pye
運用経験年数:5年
在籍年数:5年
Gemma Barkhuisen
運用経験年数:1年
在籍年数:1年
調査対象銘柄の絞り込み
・原則として、流動性を勘案し調査対象銘柄を抽出。
投資アイデアの発掘
・投資アイデアの発掘にあたり、現地調査や経営陣との面談に加えて、大学等の研究機関や独立系リサーチの調査機関等を活用するなど、様々な観点から情報収集を実施。
ポートフォリオの構築
・産業の魅力度、企業の競争力、財務基盤の強さ、経営陣の資質等について、それぞれ徹底した企業調査・分析を実施。また、バリュエーション(割安度)も考慮。
・運用チームで徹底した議論を行い、長期の視点で高い成長が期待される銘柄を厳選。
・成長シナリオの確信度に基づきウエイトを決定。
LTGG戦略の運用チームは、ポートフォリオの構築にあたり、以下の「10のチェックポイント」を用いています。
今後5年で売上が2倍になる余地があるか?
それ以降の見通しはどうか?
競争優位な点は何か?
企業文化は他社と明確に差別化されているか?
なぜ顧客はその企業を好むのか?社会に貢献する姿勢は?
資本利益率は魅力的か?
資本利益率は上昇するのか?それとも低下するのか?
どのように資本配分をしているのか?(設備投資、配当や撤退戦略等)
株価が5倍以上になる可能性は?
なぜ市場は見過ごしているのか?
2004年2月の設定来、LTGG戦略は、全世界株式と比較して堅調に推移してきました。
「長期の視点で高い成長が期待される銘柄を辛抱強く保有する」ことが、堅調なパフォーマンスを支えています。
下記は、長期の運用実績をお示しするため、設定来のパフォーマンス推移、期間別の騰落率、LTGG戦略で投資を行った銘柄の保有期間リターンについてはLTGGコンポジットのデータを用いています。また、銘柄平均保有期間については、代表ファンドのデータを用いています。LTGGコンポジットおよび代表ファンドは、当ファンドの投資対象ファンドと同様の運用プロセスを用いておりますが、当ファンドおよび当ファンドの投資対象ファンドの運用実績ではありません。また、当ファンドおよび当ファンドの投資対象ファンドの将来の成果を示唆・保証するものではありません。
※コンポジットとは、運用のパフォーマンス測定のため、類似の投資目的、投資戦略に基づき運用される複数のファンドをまとめたものをいいます。当該コンポジットには当ファンドの投資対象ファンドも含まれます。
(期間:2004年2月末~2019年3月末)
(期間:2004年2月末~2019年3月末)
(期間:2004年2月末~2019年3月末)
(期間:2004年2月末~2019年3月末)
*ベイリー・ギフォード・ワールドワイド・ロング・ターム・グローバル・グロース・ファンドをさします。
投資対象ファンドのポートフォリオは、以下のとおりです。
(組入銘柄数:32)
銘柄 | 業種 | 国・地域 | 比率(%) | |
---|---|---|---|---|
1 | アマゾン・ドット・コム | 一般消費財・サービス | アメリカ | 8.5 |
2 | イルミナ | ヘルスケア | アメリカ | 7.7 |
3 | テンセント・ホールディング | コミュニケーション・サービス | 中国 | 7.5 |
4 | アリババ・グループ・ホールディング | 一般消費財・サービス | 中国 | 7.2 |
5 | テスラ | 一般消費財・サービス | アメリカ | 4.8 |
6 | ケリング | 一般消費財・サービス | フランス | 4.7 |
7 | フェイスブック | コミュニケーション・サービス | アメリカ | 4.6 |
8 | ネットフリックス | コミュニケーション・サービス | アメリカ | 4.5 |
9 | アルファベット | コミュニケーション・サービス | アメリカ | 3.7 |
10 | エヌビディア | 情報技術 | アメリカ | 3.6 |
グローバルにおける中国企業の台頭や、スマートフォンやタブレット端末の発明をはじめとしたテクノロジーの進化などを背景に、代表ファンドにおける過去のポートフォリオは、以下のとおり遷移してきました。
下記は、長期の運用実績をお示しするため、代表ファンドのデータを用いています。代表ファンドは、当ファンドの投資対象ファンドと同様の運用プロセスを用いておりますが、当ファンドおよび当ファンドの投資対象ファンドの運用実績ではありません。また、当ファンドおよび当ファンドの投資対象ファンドの将来の成果を示唆・保証するものではありません。
銘柄 | 業種 | |
---|---|---|
1. | ゴールデン・ウエスト・ファイナンシャル | 金融 |
2. | サムスン電子 | 情報技術 |
3. | ブラジル石油公社 | エネルギー |
4. | インペリアル・ブランズ | 生活必需品 |
5. | ノキア | 情報技術 |
銘柄 | 業種 | |
---|---|---|
1. | ブラジル石油公社 | エネルギー |
2. | アトラスコプコ | 資本財・サービス |
3. | ポルシェ・オートモービル・ホールディング | 一般消費財・サービス |
4. | サンドビック | 資本財・サービス |
5. | ヴァーレ | 素材 |
銘柄 | 業種 | |
---|---|---|
1. | アマゾン・ドット・コム | 一般消費財・サービス |
2. | ケリング | 一般消費財・サービス |
3. | インディテックス | 一般消費財・サービス |
4. | テンセント・ホールディングス | コミュニケーション・サービス |
5. | バイドゥ | コミュニケーション・サービス |
銘柄 | 業種 | |
---|---|---|
1. | アマゾン・ドット・コム | 一般消費財・サービス |
2. | テンセント・ホールディングス | コミュニケーション・サービス |
3. | アリババ・グループ・ホールディング | 一般消費財・サービス |
4. | イルミナ | ヘルスケア |
5. | フェイスブック | コミュニケーション・サービス |
下記は、長期の運用実績をお示しするため、2019年3月末時点における代表ファンドの組入上位銘柄の中から、業種を勘案してご紹介したものです。したがって、個別銘柄の推奨を目的とするものではなく、当ファンドおよび当ファンドの投資対象ファンドにおいて下記銘柄を組み入れることを保証するものではありません。
アマゾン・ドット・コム
Amazon.com,inc
業種:一般消費財・サービス
国・地域名:アメリカ
- 企業情報 -
米国のオンライン小売会社で、多岐にわたる商品を販売。 顧客別にカスタマイズされたショッピングサービスの提供や、オンラインを通じたコンテンツ配信、電子書籍の販売等の事業も手がけています。
データセンター運営も行っており、ビッグデータ関連銘柄としても注目されています。 また、Amazonプライム特典の拡充による会員数の拡大に努めています。
株価
(期間:2004年2月末~2019年3月末)
イルミナ
Illumina, Inc
業種:ヘルスケア
国・地域名:アメリカ
- 企業情報 -
遺伝子の変異や、生体機能を大規模なスケールで分析するシステムの開発・製造・販売を手がけています。
遺伝情報は生物の設計図のようなものであり、解析することで、がんの早期発見や、一人ひとりに合った治療法、健康法の発見などの様々な方面での応用が期待されています。
株価
(期間:2004年2月末~2019年3月末)
テンセント・ホールディングス
Tencent Holdings Limited
業種:コミュニケーション・サービス
国・地域名:中国
- 企業情報 -
中国のインターネット・サービスの大手。「中国版LINE」といわれるスマートフォン向けチャットアプリ「ウィーチャット」は10億人を超えるユーザーを抱えています。
アプリ自体は無償で提供されるものの、膨大な会員プラットフォームを活用して幅広いサービスを展開し、ゲームなどの有償サービスに誘導することで高い利益をあげています。
株価
(期間:2004年2月末~2019年3月末)
・2004年6月に香港市場で新規株式公開。
本資料は三菱UFJアセットマネジメントが作成した情報提供資料であり、金融商品取引法lこ基づく開示資料ではありません。投資信託をご購入の場合は、運営管理機関よりお渡しする確定拠出年金向け説明資料または投資信託説明書(交付目論見書)をご確認のうえ、ご自身でご判断ください。
本資料の内容は作成時点のものであり、将来予告なく変更されることがあります。
本資料は信頼できると判断した情報等に基づき作成しておりますが、その正確性・完全性等を保証するものではありません。
投資信託は、預金等や保険契約とは異なり、預金保険機構、保険契約者保護機構の保護の対象ではありません。/銀行等の登録金融機関でご購入いただいた投資信託は、投資者保護基金の補償の対象ではありません。
確定拠出年金で投資信託をご購入の場合は、運営管理機関がお申込みの取扱いを行い、委託会社が運用を行います。
主要投資対象とする投資信託証券への投資を通じて、実質的に組み入れる株式の価格変動の影響を受けます。株式の価格は、株式市場全体の動向のほか、発行企業の業績や業績に対する市場の見通しなどの影響を受けて変動します。組入株式の価格の下落は、基準価額の下落要因となります。
株式を売買しようとする際に、その株式の取引量が十分でない場合や規制等により取引が制限されている場合には、売買が成立しなかったり、十分な数量の売買が出来なかったり、ファンドの売買自体によって市場価格が動き、結果として不利な価格での取引となる場合があります。
主要投資対象とする投資信託証券への投資を通じて、実質的に外貨建資産に投資を行います。
実質組入外貨建資産については、原則として為替ヘッジを行いませんので、為替変動の影響を受けます。
ファンドは、新興国の株式に実質的な投資を行うことがあります。新興国への投資は、投資対象国におけるクーデターや重大な政治体制の変更、資産凍結を含む重大な規制の導入、政府のデフォルト等の発生による影響などを受けることにより、先進国への投資を行う場合に比べて、価格変動・為替変動・信用・流動性の各リスクが大きくなる可能性があります。
株式の発行企業の経営、財務状況が悪化したり、市場においてその懸念が高まった場合には、株式の価格が下落すること、配当金が減額あるいは支払いが停止されること、倒産等によりその価値がなくなること等があります。
上記は主なリスクであり、これらに限定されるものではありません。
購入時 | 購入時手数料 | ありません。 |
---|---|---|
換金時 | 信託財産留保額 | ありません。 |
保有期間中 | 運用管理費用(信託報酬) |
当該ファンド 日々の純資産総額に対して、年率1.0395%(税抜 年率0.9450%)をかけた額 投資対象とする投資信託証券 投資対象ファンドの純資産総額に対して年率0.055%以内 実質的な負担 ファンドの純資産総額に対して年率1.0945%程度(税抜 年率1.0000%程度) ※ファンドの信託報酬率と、投資対象とする投資信託証券の信託(管理)報酬率を合わせた実質的な信託報酬率です。 |
---|---|---|
その他の費用・手数料 |
以下の費用・手数料についてもファンドが負担します。 ・監査法人に支払われるファンドの監査費用 ・有価証券等の売買時に取引した証券会社等に支払われる手数料 ・投資対象とする投資信託証券における諸費用および税金 等 ・有価証券等を海外で保管する場合、海外の保管機関に支払われる費用 ・その他信託事務の処理にかかる諸費用 等 ※上記の費用・手数料については、売買条件等により異なるため、あらかじめ金額または上限額等を記載することはできません。 |
※運用管理費用(信託報酬)および監査費用は、日々計上され、ファンドの基準価額に反映されます。毎計算期間の6ヵ月終了時、毎決算時または償還時にファンドから支払われます。
※上記の費用(手数料等)については、保有金額または保有期間等により異なるため、あらかじめ合計額等を記載することはできません。なお、ファンドが負担する費用(手数料等)の支払い実績は、交付運用報告書に開示されていますのでご参照ください。