女性のキャリア座談会 自分らしく、
キャリアを築ける
環境がある

SCROLL TO DISCOVER

(中央)I 2014年入社 業務IT企画部

(右)A 2021年入社 外部委託運用部

(左)N 2024年入社 インデックス運用部

年齢や性別を問わず、一人ひとりが自分の視点や強みを活かして働いている当社。
今回は、3人の女性社員に入社のきっかけや業務内容、働く環境について感じていることを聞きました。

入社当時の思いと現在の仕事

I
高校時代にマネージャーを務めた経験から人の支えになることの喜びを実感し、社会や人々の未来を下支えする金融業界に興味を持ちました。大学の先輩からのお話や、面接を通じて感じたアットホームな雰囲気に惹かれ、入社を決意。現在は業務IT企画部で各部の業務におけるIT戦略の立案やIT予算の管理、プロジェクトマネジメント等に従事しています。
A
幅広く社会の基盤に貢献でき、多様な人たちと協働する仕事がしたいと考えていました。その中でも、金融インフラとして多くのステークホルダーと接点があり、お客さまの資産が増えれば増えるほど会社の利益につながるという点で、お客さまと同じ方向を向いて働くことのできる当社に魅力を感じました。入社当初から外部委託運用部に所属し、ファンドの商品性改善や委託先である海外の運用会社の評価などの業務に携わっています。
N
資産運用会社のインターンシップに参加し、市場分析の仕事に興味を持ちました。金融や経済のバックグランドがなくても運用に携わるチャンスのある当社に出合い、社員の方の穏やかで優しい雰囲気が自分に合っていそうだと感じ、入社を決めました。現在はインデックス運用部株式グループで、国内株ファンドの売買ポートフォリオ作成や担当ファンドのパフォーマンスに問題がないかチェックを行うモニタリング業務、営業部門からの問い合わせ対応などを行っています。

やりがいや自身の成長を感じる時

A
ファンドの商品性改善では、さまざまな関係者と調整を行いますが、「100%正しい答え」がないだけに、対応方針を固めていく難しさも。それでも「お客さまにとっての最善策は何か」という視点で周囲の方と丁寧にコミュニケーションをとり、納得いただいた時はやりがいを感じます。
N
入社1年目でまだ運用業務の基礎を習得中という状況ですが、「理解できた」と手応えを感じることが増え、少しずつ成長の実感を得られています。一方で、業務の中では運用に関する知識だけでなく、プログラミングやデータ分析のスキルも必要とされるので、今まで勉強したことのなかった新たな分野に挑戦中です。普段使用しているツールのエラーを問題なく対処できた時はホッとしました。
I
キャリアを積み重ねるにつれて視野が広がり、私自身の業務完遂に留まらずチーム力の最大化、チームとしての目標達成に目が向くようになりました。私の性格上、ゴールに向かってタスクを組み立てていくような仕事の進め方が合っているように感じます。例えばプロジェクトマネジメント業務では、プロジェクトが円滑に進行するよう、各対応事項の依存関係を把握し、関係者間の調整等を担います。幅広い人とのコミュニケーションが必要になり、リレーションを構築しながらスケジュール通りにリリースを迎えた時はやりがいを感じます。

「女性であること」が特別ではない環境

A
金融業界に勤めていた私の母は結婚・出産を機に退職していたので、上席の女性は少ないイメージを抱いていました。でも実際に入社してみると、運用部門でも女性の管理職が活躍されていたり、所属部署も4割ほどが女性社員だったりと、「女性であること」が特別ではなく、働く上で性差が気になったことは一度もありません。育児休暇や時差勤務などの制度も広く活用されていて、子育てする社員が働き続けやすい環境が整備されているように思います。
N

私は就職活動中に参加した当社の会社説明会で直近の新卒採用における男女比(※1)も聞いていたので、女性だからという不安を感じずに入社しました。初期配属や仕事内容も、本人の希望や適性を踏まえて決められているのかなと思います。仕事と子育ての両立という点では、所属チームの先輩方は男性・女性関係なく、お子さんの都合で急遽お休みを取られたり、在宅勤務に切り替えられたりしています。ライフステージが変わっても働き続けたいという軸を持って就職活動をしていたので、実際に皆さんの働き方を見て安心しました。

(※1)直近3年間の新入社員の男女比は、男性48%、女性52%(2024年4月1日現在)

I

私も、制度を活用しながらワークライフバランスを整えやすい環境だと思います。実際に育休取得後に活躍している社員(※2)も多いですね。私はまだ子どもが小さいので、予防接種や検診、ちょっとした用事などに時間休を活用できるのがありがたいです。当部にも子育て中の社員がいるので、パパママ同士のコミュニケーションにもつながります。少し残業が続いていたりすると、「大丈夫?」と声をかけ合うなど思いやりが感じられますし、仕事ではプロフェッショナルとして主体的に取り組む姿に刺激をもらえる環境です。

(※2)育休復帰率は100%(2023年度)

ライフステージの変化と働き方

A
産休・育休を取得したことで、仕事に対する意識などに変化はありましたか?
I
産育休に入るタイミングは、プロジェクトの途上で申し訳なさがあったのですが、温かく送り出してくださり感謝の気持ちでいっぱいでした。ただ、保育園が決まって復職するまでの約13ヶ月間は社会と離れてしまっているような感覚があり、「自分の居場所はあるのか」「自分の価値ってどうなんだろう」と自問することも。ですが、そんな不安も人事の方と復職前に実施する面談を通じて取り除くことができました。また、所属チームの皆さんは私の猪突猛進な性格を理解してくださっていて(笑)、突き進みすぎないよう徐々にキャッチアップできる環境を整えていただきました。

今は時短勤務なので、限られた時間の中で最大限のパフォーマンスを発揮できるよう、業務の優先順位や期限を常に意識しながら、今日1日、1週間、1ヶ月という単位でタスクを組み立てるなどの工夫をしています。また、「1人で考えすぎない」ことを心がけ、企画業務では行き詰まる前に先輩方に壁打ちになってもらうなどご協力いただいています。
N
私は入社1年目で学ぶことも多く、あっという間に毎日が過ぎていきます。仕事と子育てを両立しながら、どのように学んだり挑戦したりしているのでしょうか?
I
家族と支え合いながら、仕事と子育ての両立を目指しています。ただ、やっぱり時間的な余裕はないですね(笑)。帰宅後にごはんを食べさせて寝かしつけたら、時には一緒に眠ってしまうことも。だから、通勤時間などのスキマ時間を活用して自己啓発支援制度の1つでもあるe-learning動画を視聴しながら勉強しています。会社の研修制度が充実しているので、業務中も含め学ぶ機会に恵まれているように思います。

出社と在宅勤務、ハイブリッドワークのコツ

N
入社前にハイブリッドワークを導入していると聞いて、社会の変化に適応できている会社だなと好印象だったのですが、想像以上に在宅勤務環境を整えてもらえることに驚きました。パソコンや大型モニターなどが貸与されるので、自宅でも会社と同じような業務環境で集中して取り組めています。働き方を選択できることは、働きやすさに繋がりますね。
I
そうですね。私も、ハイブリッドワークには子育てとの両立だけでなく、仕事におけるメリハリの観点でも助けられています。チームでディスカッションが必要な時は出社し、作業に集中したい時は在宅勤務に切り替えるなど、仕事内容によって働き方を選択しています。
A
私も、先輩や上司と相談しながら進めるような業務やミーティングなどは出社時に、一人で集中してできる分析などの業務は在宅勤務時に行っています。ただ、在宅勤務時に増えるテキストベースでのコミュニケーションにおいては、工夫が必要だと感じています。意図が正しく伝わらないこともあるので、時には電話も活用しています。
I
テキストだけで伝えるのは、なかなか難しいですよね。出社の際は、業務の話だけでなく雑談などを通じてその人の考え方や人柄を知ることで、チームや周囲の方との信頼関係が構築できると、仕事が進めやすくなるのでおすすめです。

それぞれのステージで心がけたいこと

N
入社1〜2年目では、どのようなことを心がけるといいでしょうか?
A
自分の1年目を振り返ると、もっと自分から質問をすればよかったな……と思います。新人だからこそ、分からないことや不安なことを素直にさらけ出してみてはどうでしょうか。きっと優しい先輩方が助けてくれると思います。
I
本当にそうですね。仕事は、チームワークが大切。1人ではできないことがたくさんあると思うので、協働しながら進めていく意識を持てると良いですね。
A
来年は入社5年目になるので、中堅社員に求められることをお聞きしたいです。
I
中堅社員になるとリーダー役を任される機会も出てきますよね。不安があっても、まずはやってみる、チャレンジしてみるというのが大切かなと思います。あとは、後輩も増えてくるので、相談相手になってあげたり、上の方との橋渡しをしてあげたりすると良いのかなと思います。ただ、私はガムシャラだったので、あまりできていなかったような気がします(笑)

思い描くキャリアと目標に向かって

I
今は、自分が推進者となれるように、業務を通じて上席の方からさまざまなことを学び、自分の力にすることを意識しています。また、金融知識とIT知識を両輪で学び、自分として、さらにはチームとして、付加価値を発揮していきたいと思います。当社では、専門性をより突き詰めていくプロフェッショナルと、幅広い業務に従事するゼネラリストを選択できるので、この先のキャリアについても考えていきたいです。
A
グループ内で担当業務が変更になったこともあり、まずは今の担当業務に関する知見を深めていきたいです。そのうえで、将来的には運用にまつわる多角的な視点を身につけ、最終的にお客さまにとってどの選択肢が最善か、責任をもってその時々に応じて判断できるようになることが目標です。初めの頃は難しかった「自分の視点で考えて、意見を伝える」という意識も大事にしていきたいです。
N
まずは、インデックス運用に求められる基本的な知識・スキルを身につけて、ファンドマネジャー業務を一通り遂行できるようになることが一番の目標です。そして、先輩方のデータ分析の手法などを学びながら、自分の視点で分析テーマを深掘り、ファンドのパフォーマンス向上に貢献していきたいです。また、現在は日本株の運用チームにいますが、将来的には海外株の運用にも携われたらと思います。
I
2人とも、本当にしっかりしていますよね!
A
上長が熱意あふれる方なので、良い影響をいただいていると思います。
N
私も、上席をはじめ周囲の方が教育・育成に力を入れてくださっていますし、若手社員も意見を求められる環境なので、もっと頑張らないと!とモチベーションが高まります。
I
部の皆さんが聞いたら、きっと喜びますね!