“疑わしき”を
見逃さない責任

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2016年入社/ 法学部卒

インベストメント・オペレーション部 
投信事務担当

向上心を糧に自身の進みたい道へ

お客さまの資産形成をサポートする仕事に魅力を感じ、新卒では銀行に入行。投資信託の営業に従事したことで投資信託そのものに対する興味・関心が芽生え、専門知識をさらに高めようと旧MU投資顧問にキャリア採用で入社しました。2023年の旧三菱UFJ国際投信との統合を経て、現在はインベストメント・オペレーション部で投資信託の基準価額(※)算出にかかわる業務に従事しています。統合時には、両社間のシステム統合にかかるプロジェクトチームにアサインされ、関係者間で幾度となく打ち合わせを重ねました。約定業務におけるフローのすり合わせや各システムおけるデータの差分を丁寧に洗い出し、日々の基準価額算出業務に影響が出ないよう考慮しながら綿密にスケジュール管理を行い、無事にシステム統合を実現できた時は安堵したと同時に、これまで培ってきた知識や経験を活かすことができ、とても達成感を感じました。

投資信託の一口あたりの値段(時価)のこと。日々値動きがあり、毎営業日算出・公表しています。

堅確な業務遂行で正しい基準価額の算出へと繋げていく

私は、運用を行うフロント部署の後工程にあたる業務を担当しており、その中でも主に海外の運用会社に運用を委託しているファンドの約定チェック業務に携わっています。具体的には、世界各国の運用会社からファンドの取引データが日々送られてくるため、その約定が妥当かどうか、異常がないかなど、株・債券・先物・為替といったあらゆる様々な資産の取引データをチェックしています。当社へ送られてくる約定データを社内のシステムに取込み、内容に問題がないかチェックを行ったうえで関係部へ報告し、問題がなく約定が確定したら、計上作業を行って基準価額の算出へと繋げていきます。一方で、トラブルが発生するケースも一定数あり、その場合は再度部内でチェックを行うほか、必要に応じて海外の運用会社に問い合わせるなど、基準価額を滞りなく公表できるよう努めています。

正確性とスピードが日々求められる中、万が一異常を見逃すと大きな問題に発展しかねません。「自分を過信しない」という意識を持ち、イレギュラーな対応を行う際は特に慎重な行動をとることで、ミスを未然に防ぐ工夫をしています。そのほか、海外の運用会社とのやり取りで英語が必要になる場面もあるため、専門用語を英語で学んだり自主学習で語学力をつけたりしながらスキルアップを図っています。

経験を積んで担当領域を広げたい

今後は、より複雑な資産や新ファンド組成への対応など幅広い案件に挑戦し、経験の幅をさらに広げていきたいと考えています。特に新ファンド組成にかかわる対応では、社内のさまざまな部署と連携しながら案件を進めていく過程で新しい気づきや学びを得られる機会が多いため、これまで培った経験を活かしながら、現在の担当分野だけでなく、より幅広い業務を担えるように努めていきたいと思います。