お客さま目線で
ファンドの品質管理に
挑む

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2013年入社 / (院)社会理工学研究科卒

バリューマネジメント統括部 運用リスク管理担当

ファンド運用から品質管理へ

学生時代に学んでいた統計学の知識や経験をマーケットのデータ分析などで活かせるのではないかと考え、資産運用業界に興味を持ちました。社員の方の人柄や社風に惹かれたことに加えて、海外旅行が趣味だったことから長期休暇が取りやすいことにも魅力を感じ、当社への入社を決めました。

若手の頃に戦略運用部でファンド運用に携わり、入社5年目にはファンド戦略の海外輸出案件も経験しました。その後、リスク管理を行う部署に異動し、運用モニタリング業務に従事。2024年にプロダクトガバナンス高度化に向けた取り組みの一環としてバリューマネジメント統括部が新設され、現在はそこでファンドの品質管理にかかわる業務を担当しています。

お客さまの利益を守るというやりがい

バリューマネジメント統括部の役割を一言で表すと、「ファンドの品質管理」です。主な業務は、運用リスク管理とバリューマネジメント(VM)統括の大きく2つに分けられ、私はその両方を兼務しています。運用リスク管理では、個々のファンドにおいて約款や交付目論見書などに記されているお客さまと約束した運用が行われているかのモニタリング、VM統括では、当社のファンドが顧客利益の観点から求められる価値を提供できているかの評価・分析などを行います。いずれもお客さまの利益をどのように守り改善していくか、社内の視点ではなくお客さま目線で考える点が難しくもありやりがいであると感じます。

以前は社内のファンドの運用面での評価に基づいて評価の低迷するファンドのフォローアップを行っていましたが、現在はコストに見合うリターンが提供できているか、ファンドを運用面だけではなく商品性も含めて評価・分析を行い、各運用部や商品開発部にファンドの改善を働きかけるといった、よりお客さま目線でファンドの品質管理・向上を行うことが重要視されるようになりました。このようなプロダクトガバナンスの取り組み強化に伴い、対象とするファンドの選定基準や改善要請のフローなどのプロダクトガバナンスのプロセス構築に携われたことは、良い成長機会になったと思います。

より的確なファンド提供価値の評価を

運用部門でファンドの改善プロセスや提供価値についてチームで意識強化・共有が図られるなど、会社全体としてバリューマネジメントへの意識が高まっていると感じています。だからこそ専門部署に所属する身として、より的確なファンドの提供価値の評価を行うなど、統計学や前部署での運用経験も活かしながら一つひとつのプロセス精度を高められるようスキルを磨いていきたいと思います。そして、当社ファンドの提供価値の維持・向上を通じて、より一層お客さまの利益や社会に貢献していくことが目標です。